北海道芸術学会第15会例会

日時:2010年11月20日(土)14:00〜17:00
会場:北海道立釧路芸術館

1 趣旨
2003年に設立された北海道芸術学会は、北海道で芸術にかかわる人たちが、ジャンルや所属、職種などの違いを越えて集まり、互いの知見を交換して親睦を深め、芸術の実践や研究を活性化させるための場を提供しています。学芸員や大学の研究者だけでなく、制作や演奏をする人、芸術のマネージメントにかかわる人、あるいは芸術に深い関心をもつ市民も参加しているのが特徴です。例会は、原則的に年に2回開催され、研究発表、講演、パネルディスカッション、シンポジウム、アートセッション、演奏や上映など、様々な形のプレゼンテーションが行われます。2005年からは北海道の様々な地域で活動を展開するため、札幌だけでなく、旭川、函館、岩見沢で例会を開催しました。本年は、北海道立釧路芸術館と釧路市美術館の2つの公立美術館を擁し、毛綱毅曠の建築が数多くある道東の美術の中心地釧路で例会を開催し、より広い視野のなかで北海道の芸術と取り組む機会にしたいと考えています。

2 主催  北海道芸術学会

3 協力  北海道釧路芸術館・釧路市美術館・北海道教育大学釧路校佐々木宰研究室

4 日時  平成22年11月20日(土) 午後2時〜5時

5 会場  北海道立釧路芸術館アートホール(釧路市幸町4丁目1番5号)

6 プログラム
はじめに 釧路と芸術

第1部  美術館と学校の連携 ー 地域の芸術文化環境形成のために
     佐々木宰(北海道教育大学釧路校美術教育講座)
     瀬戸厚志(釧路市立美術館)
     福地大輔(北海道立釧路芸術館)
     コメンテーター 浅川真紀(北海道立釧路芸術館)

第2部  産業・自然環境をめぐって ー 地域の文化資源と現代美術の射程
     石川孝織(釧路市立博物館)
     松山聖央(北海道大学大学院文学研究科芸術学専修博士課程)
     コメンテーター 浅沼敬子(北海道大学大学院文学研究科芸術学講座)

*釧路芸術館フリーアートルームにおいて関連展示