Topics

展覧会のお知らせ(於:北海道教育大学岩見沢校内 森の岩ギャラリー)

Hello Yubari 新たな想い(vol.1 景色が織りなす温もり)

夕張市美術館は道内で2番目の市立美術館として1979 年に開館し、夕張市が2007 年に財政再建団体に指定後、休館を挟みながらも継続されましたが、積雪で屋根が崩落し2012年にその幕を閉じました。幸運にも収蔵作品は無事で、現在も市内の収蔵庫に保管されています。
 それから十年を経た2022 年、学生たちと収蔵庫前の廊下で収蔵作品を見せていただく機会がありました。それまで眠っていた作品が目を覚まし、一斉に呼吸を始めたかのような存在感で、過去と現在が交わる空間は暖かく、何より充実した時間でした。この体験から、世代と地域を越える美術作品の力、それを守り伝えていく美術館の役割、社会における地域文化教育の必要を実感し、改めて未来を考えていく機会になればと、夕張市教育委員会の協力を得て収蔵作品展と教育プログラムを進めました。
 この企画展シリーズ《Hello Yubari|新たな想い》は、学生たちが残された作品に会いに行き、作者の表現に時間をかけて触れ、かつての炭鉱町に新たに想いを馳せる鑑賞体験から始まります。美術を専門に学ぶ学生たちが夕張の歴史も学びながら、貴重な作品群の中から自分達の視点で作品を選び企画しました。今年は第一弾として「景色が織りなす温もり」と題し、夕張ゆかりの作家3人の風景表現を、油彩画、版画、写真、水彩画、スケッチなど未公開の作品も含めた約50 点で紹介します。
 大学内の「森の岩ギャラリー」という小さな居心地の良い空間で学生たちがお待ちしています。ご高覧いただければ幸いです。

会期: 2023年11月3日(祝)〜12日(日)
休館日 :11月 7日[火]、11月9日[木]
開場:北海道教育大学岩見沢校内 森の岩ギャラリー(岩見沢市緑が丘 2 丁目 34 -1)
開館時間: 10:00〜16:30
料金:無料
問い合わせ先:北海道教育大学アートマネジメント美術研究室(artmanagement.iwamizawa@gmail.com)

>>展覧会リーフレット(PDF)