- 2022.04.23
- 第7号(2022.2公開),
「かわいい」の歴史と理論 01/春木有亮
「かわいい」論の二つのピーク 「かわいい」を論じたい。と言えば、もはや聞きなれた、のみならず、聞きあきたというひともあろう。だから、「「かわいい」については詳しい説明は不要」とも言える。たほうで、「 […]
「かわいい」論の二つのピーク 「かわいい」を論じたい。と言えば、もはや聞きなれた、のみならず、聞きあきたというひともあろう。だから、「「かわいい」については詳しい説明は不要」とも言える。たほうで、「 […]
1.はじめに 神田日勝記念美術館では、画家神田日勝(1937-1970)のアトリエ写真をもとに、展示室の一角でアトリエの再現展示をおこなっている。展示資料の多くは日勝が実際に使用していたもので、机や […]
美術作品の鑑賞はどのような雰囲気で行われるのが望ましいだろうか。 あるひとたちは言う。鑑賞は、少なくともある程度までは、静かで落ち着いた雰囲気で行われるべきだと。作品にじっくりと向き合い、それを味 […]
序 本稿の目的はいけばなの制作過程を記述することである。あえて単純化して比較すれば、いけばなには西洋近代絵画のような「完成」を見出しづらい。というのも、いけばなの素材である切り花が生を持つため、作品 […]
大阪で出版物の編集事務所を運営しております町田と申します。かつて大阪大学大学院の美学研究室に8年ほどでしょうか、在籍させていただいておりましたそのご縁から、こうして何事か書く機会をいただきました。研 […]
*本稿は、「少女の魅力の一側面としての「毒」――澁澤龍彦「少女コレクション序説」 が戦後の少女表象に与えた影響―― (1)/山田萌果 │ Hokkaido Art Forum (hokkaido-ar […]
柔らかな陽光が窓辺から射しこむ。アトリエのイーゼルの上では白い画布が、私を見詰めている。静謐な白い空間が私の精神を掻き立てるが、外の移り変わる情景のようには私の作品は生まれてこない。 闇の中に幽 […]
1 はじめに 近年、ロボットの日常生活への浸透は著しいものがある。人工知能や仮想現実への関心の高まりもあり、その加速度は増してきているようにも映る。本稿で紹介する特別展「生誕100年|ロボットと芸術 […]
*本稿は、「少女の魅力の一側面としての「毒」――澁澤龍彦「少女コレクション序説」 が戦後の少女表象に与えた影響―― (1)/山田萌果 │ Hokkaido Art Forum (hokkaido-ar […]
*本稿は『北海道芸術学会ニューズレター Hokkaido Art Forum』第22号(令和元年11月発行)「ニューズレター」に初出し、「『進藤冬華 活動ノート/Fuyuka Shindo A Not […]