- 2022.12.22
- 第10号(2022.11公開),
端聡個展「言葉からなる6つの表現」を見て /郡田尚子
美術家の端聡(はた さとし)の個展がCAI現代芸術研究所(CAI03)にて開催された。10月下旬、筆者は紅葉の深まる札幌護国神社の境内をとおり、道を隔てて神社の西側に位置するCAI03を訪れた。半地 […]
美術家の端聡(はた さとし)の個展がCAI現代芸術研究所(CAI03)にて開催された。10月下旬、筆者は紅葉の深まる札幌護国神社の境内をとおり、道を隔てて神社の西側に位置するCAI03を訪れた。半地 […]
(01から続く) 「かわいい」の創始者サンリオ? 歴史化の意識が希薄であるということは、逆説的に、容易に歴史化をゆるすということでもある。たとえば、2021年4月から各地を巡っている「サンリオ展 ニ […]
1922年に北海道区制が廃止されたことにより、旭川は札幌、函館、小樽、室蘭、釧路とともに市制へと移行しています。市制施行100年の節目に当たる2022年は、各市において様々な記念事業や市制施行1 […]
いま、なぜ、屏山なのか 市立函館博物館では、2022年6月28日から10月16日まで、企画展「平沢屏山とその時代」展を開催している。2022年は屏山生誕200年にあたり、以前から注目していた屏山を、 […]
1.はじめに 2022年2月24日、ロシアはウクライナに対して軍事侵攻を開始した。その戦火は半年以上が経過した現在も収まる見通しは立っていない。1日も早い戦争終結を祈るばかりである。 大きく国際情 […]
2022(令和4)年1月12日から3月12日にかけて、北海道立帯広美術館では特別展「道東アートファイル2022+道東新世代」が開催された。 帯広美術館が展覧会をはじめとする事業の開催や作品収集にあ […]
「かわいい」論の二つのピーク 「かわいい」を論じたい。と言えば、もはや聞きなれた、のみならず、聞きあきたというひともあろう。だから、「「かわいい」については詳しい説明は不要」とも言える。たほうで、「 […]
1.はじめに 神田日勝記念美術館では、画家神田日勝(1937-1970)のアトリエ写真をもとに、展示室の一角でアトリエの再現展示をおこなっている。展示資料の多くは日勝が実際に使用していたもので、机や […]
美術作品の鑑賞はどのような雰囲気で行われるのが望ましいだろうか。 あるひとたちは言う。鑑賞は、少なくともある程度までは、静かで落ち着いた雰囲気で行われるべきだと。作品にじっくりと向き合い、それを味 […]
序 本稿の目的はいけばなの制作過程を記述することである。あえて単純化して比較すれば、いけばなには西洋近代絵画のような「完成」を見出しづらい。というのも、いけばなの素材である切り花が生を持つため、作品 […]