- 2021.03.26
- 第03号(2021.02公開),
展示空間としての北海道―あるいは成仏できなかったある展覧会への追悼(後編)/松山聖央
4.北海道表象の二面性―大正~昭和前期の博覧会― 明治期からさらに時代が下がって、大正・昭和期になると、北海道における博覧会はより活発になるとともに、派手になっていく。たとえば、1918(大正7)年 […]
4.北海道表象の二面性―大正~昭和前期の博覧会― 明治期からさらに時代が下がって、大正・昭和期になると、北海道における博覧会はより活発になるとともに、派手になっていく。たとえば、1918(大正7)年 […]
地下鉄南北線北34条駅の浸水事故 事故は2020年12月14日未明に起きた。私事で札幌を丸々10日間離れ、帰ってきた翌朝のこと。出勤のため札幌市営地下鉄南北線の麻生駅に着き、改札口に向かうと、なにや […]
今年、北海道・旭川に足を下ろして50年目を迎える。 旭川に住まいして、各地での個展や様々なグループ展に参加し、色々なフォルムが生まれた。北海道の自然の厳しさや、人を受け入れてくれる寛容に包まれた特有 […]
2021年、世界が願うことはただ一つ、コロナの収束です。昨年感染が急拡大した新型コロナウィルスは人と人が関わる全ての場所で牙を剥き、人類がこれまで築きあげてきた文化というレガシーを大きく傷つけていま […]
美術家 端 聡(はた さとし 北海道出身)の「平面作品展」(6月25日~7月18日、CAI現代美術研究所/CAI02)を訪れた。 作品との邂逅により現れる幻影ともいうべきものをそぞろ歩いて得た私感を記 […]
北国の地域特性を活かした新しいアートの在り方は、冬の大地との強い結びつきにあると考える。私のランドアートは環境と融合し、自然と相対するのではなく、寄り沿うように共生することを目指している。 I str […]
1992年に「シアターキノ」を設立して28年、42日間もの休館が起きようとは。日常生活が静かな不安で脅かされていくこの体験は、ポストコロナを新しい芸術表現がきっと描くことになるだろうからここでは語ら […]
はじめに 2020年2月28日17時、札幌で、ある展覧会がひっそりと幕を閉じた。四年に一度のうるう年の、2月の末日を待たずしての終幕は少々キリの悪いものであったが、そもそもこの「北海道151年のヴン […]