- 2023.03.19
- 第11号(2023.02公開),
北海道の近世仏教美術史を編み始める ――「祈りの造形(かたち) 地域の記憶 厚岸・国泰寺の200年」を振り返って/熊谷麻美
2022(令和4)年9月16日~11月23日、北海道立釧路芸術館では特別展「祈りの造形(かたち) 地域の記憶 厚岸・国泰寺の200年」(以下「本展」とする)を開催した。本稿は、担当学芸員である筆者が […]
2022(令和4)年9月16日~11月23日、北海道立釧路芸術館では特別展「祈りの造形(かたち) 地域の記憶 厚岸・国泰寺の200年」(以下「本展」とする)を開催した。本稿は、担当学芸員である筆者が […]
いま、なぜ、屏山なのか 市立函館博物館では、2022年6月28日から10月16日まで、企画展「平沢屏山とその時代」展を開催している。2022年は屏山生誕200年にあたり、以前から注目していた屏山を、 […]
序 本稿の目的はいけばなの制作過程を記述することである。あえて単純化して比較すれば、いけばなには西洋近代絵画のような「完成」を見出しづらい。というのも、いけばなの素材である切り花が生を持つため、作品 […]
1 はじめに 近年、ロボットの日常生活への浸透は著しいものがある。人工知能や仮想現実への関心の高まりもあり、その加速度は増してきているようにも映る。本稿で紹介する特別展「生誕100年|ロボットと芸術 […]
このほど、北海道立帯広美術館で開催された「池田緑展」(2020年12月19日~2021年3月21日)を終えたばかりである。同館主任学芸員・薗部容子さんによる自宅外2ヶ所(制作場所と旧自宅)に保存して […]
今年、北海道・旭川に足を下ろして50年目を迎える。 旭川に住まいして、各地での個展や様々なグループ展に参加し、色々なフォルムが生まれた。北海道の自然の厳しさや、人を受け入れてくれる寛容に包まれた特有 […]
北国の地域特性を活かした新しいアートの在り方は、冬の大地との強い結びつきにあると考える。私のランドアートは環境と融合し、自然と相対するのではなく、寄り沿うように共生することを目指している。 I str […]