- 2023.05.16
- 第12号(2023.05公開),
府中市美術館『諏訪敦 眼窩裏の火事』―作品と展示の形式から/上村麻里恵
0.本展覧会について 新宿駅から地下鉄とバスで40分ほど、府中駅周辺の喧騒からは少し離れた閑静な公園の中に府中美術館はある。筆者がここに足を運んだのは、『諏訪敦 眼窩裏の火事』(2022年12月17 […]
0.本展覧会について 新宿駅から地下鉄とバスで40分ほど、府中駅周辺の喧騒からは少し離れた閑静な公園の中に府中美術館はある。筆者がここに足を運んだのは、『諏訪敦 眼窩裏の火事』(2022年12月17 […]
美術家の端聡(はた さとし)の個展がCAI現代芸術研究所(CAI03)にて開催された。10月下旬、筆者は紅葉の深まる札幌護国神社の境内をとおり、道を隔てて神社の西側に位置するCAI03を訪れた。半地 […]
4.北海道表象の二面性―大正~昭和前期の博覧会― 明治期からさらに時代が下がって、大正・昭和期になると、北海道における博覧会はより活発になるとともに、派手になっていく。たとえば、1918(大正7)年 […]
美術家 端 聡(はた さとし 北海道出身)の「平面作品展」(6月25日~7月18日、CAI現代美術研究所/CAI02)を訪れた。 作品との邂逅により現れる幻影ともいうべきものをそぞろ歩いて得た私感を記 […]
はじめに 2020年2月28日17時、札幌で、ある展覧会がひっそりと幕を閉じた。四年に一度のうるう年の、2月の末日を待たずしての終幕は少々キリの悪いものであったが、そもそもこの「北海道151年のヴン […]